物理のおすすめ参考書|物理の内容理解に役立つ5冊をご紹介

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物理の内容を講義形式で分かりやすく理解できる5冊をご紹介

今回は、物理の内容を講義形式で分かりやすく理解できる5冊の教材をご紹介します。物理の問題は公式を理解するだけでなく、物理現象そのものをイメージできることが大切です。しかし、教科書を読んでいるだけだといまひとつ理解できない部分が出てきてしまう場合があります。そこで役立つのが、予備校の授業をそのまま文字化したような形式の講義系参考書です。図解やストーリーなどを使って、物理現象や公式の持つ意味を分かりやすく学ぶことができます。

今回は、講義系のおすすめ参考書の中から5冊をピックアップしました。物理が苦手な人から、理系で本格的に物理を理解したい人まで、それぞれのレベルに合わせて最適な参考書を選んでいます。今回の情報を参考に、ぜひ自分の目的に合った物理の講義系参考書を見つけてください。それでは、各教材の特徴について1冊ずつ具体的に見ていきましょう。

物理が苦手な人におすすめの2冊『宇宙一わかりやすい高校物理』と『橋元の物理をはじめからていねいに』

“最初にご紹介する『宇宙一わかりやすい高校物理』と『橋元の物理をはじめからていねいに』は、どちらも物理が苦手な人におすすめの参考書となっています。物理の問題を解くのが苦手な人や、教科書を読んでもいまひとつ内容が理解できない人に向けた、かみ砕いた説明が特徴です。

宇宙一わかりやすい高校物理』の方は、力学・波動について扱った本と、電磁気・熱・原子について扱った本の2種類が出版されています。すべての単元について、左ページが説明、右ページが図解という構成となっていて、イラストなどをつかった分かりやすい解説が特徴です。

もう一方の『橋元の物理をはじめからていねいに』は、力学編、電磁気編、熱・波動・原子編の3冊に分かれています。分かりやすさに定評がある有名講師による授業をそのまま文字化したような形の参考書のため、物理に苦手意識がある人でも学習できるのが特徴です。こちらも、図解を多用した分かりやすい解説がたくさん載っていますので、物理を基礎から理解していきたい人におすすめの教材と言えます。ただし、解説を分かりやすくする目的で、物理現象の本質とは若干異なる説明が入っているところが注意点です。

大学に入った後も物理を使っていきたい理系の人などは、この後ご紹介する参考書の方が本質的な理解が望めます。

物理の本質を分かりやすく学べるスタンダードな教材『漆原の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』『わくわく物理探検隊』

次にご紹介する『漆原の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』および『わくわく物理探検隊』は、どちらも物理の本質が分かりやすく理解できる教材です。説明が分かりやすいことに加えて、物理現象の本質的な部分についても正確に理解できます。

漆原の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』にシリーズに含まれるのは、力学・熱力編電磁気波動・原子の3冊です。物理基礎と物理で扱われる内容を、分野別に配置している参考書となっています。テキストの構成としては、まず問題の前にStoryという本文があり、物理現象の本質を理解したあとにチェック問題を解いていくという内容です。また、チェック問題には難易度が明記されているほか、解答にかかる時間の目安も記載されています。

もう一方の『わくわく物理探検隊』に含まれるのは、力学・熱力学・波動編と電磁気編の2冊です。こちらの教材もイラストが多用された分かりやすい内容となっていて、覚えるべき公式や演習問題がバランスよく紹介されています。

物理の基礎的な問題について本質を押さえて理解したい人は、『漆原の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』また『わくわく物理探検隊
』のうち、どちらかを選んで学習を進めていってください。

大学以降もしっかり物理を学びたい理系の人におすすめの『物理教室』

最後にご紹介する『物理教室』は、講義系参考書の中でもハイレベルな1冊となっています。物理を本格的に学びたい人にとって役立つ教材です。ただ単に問題が解ければよいというだけでなく、公式がなぜそのような形になっているかの説明や、大学入試では出題されないような深いテーマの解説が掲載されています。

理系の人で、物理の勉強を大学に入ってからも深めていきたい人にはおすすめの教材ですが、効率よく点数をアップしたい場合には別の教材を使った方が良いです。公式を丸暗記するのが嫌いな人や、数式や単位の意味が理解できないと気になってしまうというタイプの人は、『物理教室』を使って本格的に物理を学んでいってください。

まとめ

今回は、物理の問題集の中でも解説が分かりやすい講義形式の参考書を5冊ご紹介しました。物理が苦手な人で解説の分かりやすさを重視する場合には、『宇宙一わかりやすい高校物理』または『橋元の物理をはじめからていねいに』がおすすめです。

ただし、これらの2冊は物理の本質とずれている内容も含まれるため、より正確に理解していきたい場合は『漆原の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』を使って学習しましょう。さらに本格的に物理を学習したい人は『物理教室』を使ってください。自分の実力や目指すゴールに合わせて、今回ご紹介した教材の中から最適な1冊を選びましょう。

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